大名行列

城下町都留の秋を彩る「八朔祭」を壮大に盛り上げる「大名行列」の巡行は、1633年に始まる秋元泰朝公、富朝公、喬朝公の三代72年間にわたる藩政に対する感謝の気持ちを、農民たちが行列に仕立て上げたものといわれており、1704年に秋元公が川越に転封になったとき、行列道具一式を下天神町に置き土産として贈り、足軽が行列の仕様を教え込んだのが始まりと伝えられています。
一時途絶えていたこの大名行列は、都留市民の復活の気運の高まりにより、昭和57年に復活し、以来、途切れることなく続いています。